水戸市にある屋根修理業者を調査しました
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高い技術が求められる屋根修理の「保証」について解説しています。瑕疵担保責任と一般的な保証の違い、独自の保証を設けている業者を選ぶべき理由を分かりやすくまとめてみたので、参考にしてみてください。
安全性や修理技術を「瑕疵担保責任」で保証していると謳っている修理業者が多いですが、瑕疵担保責任は厳密には保証ではありません。施工内容に瑕疵(誰が見ても分かるような明らかな欠陥)があった場合、責任をとるべき業者が損害を補うように規定された民法です。
一般的な保証と瑕疵担保責任の違いを分かりやすくまとめてみました。
大まかな内容 | |
瑕疵担保責任 | ・対象は引き渡し時、施工内容に瑕疵があった場合のみ(第634条) ・瑕疵の修補、または修補に代わる損害賠償を請求できる(第634条) ・瑕疵が重要でない場合は対象外となる(第634条) ・瑕疵担保責任が発生する期間は工事終了から1年間(第637条) |
一般的な保証 | ・保証書に記載されている不具合事象はすべて対象 ・主な保証内容は無償補修工事や無償メンテナンスなど ・業者によって保証内容や適用条件が異なる ・対象期間の目安は数年~数十年 |
瑕疵担保責任に関する参照元:リフォームネット
(https://www.refonet.jp/csm/info/guarantee_duty.html)
瑕疵担保責任の対象は、誰が見ても分かるような明らかな欠陥のみ。自分の中では「欠陥だ」と思う仕上がりだったとしても、明らかな欠陥以外は対象外となります。瑕疵かどうか見分けるには専門的な知識が必要なので、請求するのは難しいのが実際のところです。また、工事完了から1年間が損害賠償を請求できる期間となっていますが、対象となるのは施工過程の瑕疵限定です。引き渡しから期間が空いてしまうと、施工中の瑕疵と見なされずに対象外となる可能性があがります。
独自保証とは、その名の通り修理業者が独自に考案・提供している保証です。保証内容は業者によって大きく異なります。「以前依頼した業者はこんな保証があったから、他の業者もそうだろう」という考えが通用しないため、一社ずつ保証内容を調べて比較・検討する必要が。また、すべての修理業者が独自保証を設けているわけではなく、数ある中から独自保証のある屋根修理業者を探す手間がかかります。
実は、家の修理の中で最も難しいと言われているのが屋根修理なんです。これまで「保証なんかなくても大丈夫」「失敗なんかするわけない」と楽観的に考えていた方は要注意。失敗・再工事を避けたいなら、保証内容までしっかりとチェックしてから依頼する業者を選ぶことをおすすめします。
独自保証を設けている屋根修理業者の情報をまとめているので、詳しい保証内容が気になる方は覗いてみてください。