水戸市にある屋根修理業者を調査しました
屋根修理の調査方法の違いについて解説しています。事前調査の内容は屋根修理業者によって大きく異なるため、依頼する業者を選ぶ前に確認していきましょう。
屋根を修理する前に必ず受ける屋根調査は、修理が必要な個所を知るために欠かせない工程です。同じ屋根修理業者でも、パッと見ただけで屋根の状態を判断してその日のうちに工事を始めるところもあれば、調査内容をまとめた調査書を提示してから修理する箇所を決めていくところもあります。工事契約後に後悔しないように、調査方法の違いをチェックしてきましょう。
一回の修理工事で屋根の剥がれ・割れ・雨漏りの心配がない家にするには、屋根の現状を細かく調査して、修理が必要な箇所をしっかりと見極めてもらうことが大切です。屋根修理前に行なわれる一般的な調査内容と調査方法の違いをまとめてみました。
調査項目 | 調査方法 | 調査で分かること |
---|---|---|
屋根材の表面 | 目視 ルーペ |
屋根材の劣化 |
非接触温度計 | 屋根表面の温度 | |
サーモグラフィー 赤外線 |
屋根表面と内部の温度 | |
屋根材のフチ | 目視 ヘラ |
屋根材の剥がれや水はけ |
サーモグラフィー 赤外線 |
屋根材の歪みや剥がれ | |
屋根全体 | 屋根裏雨染みの目視 吸水テスト(霧吹き) 散水試験 |
屋根の雨漏り状況や散水性 |
上記の調査方法のほか、一部の業者では電話調査という方法もあります。最後に行なった修繕工事からの経過年数や敷地面積、屋根の形状などの情報を元に調査する方法ですが、電話なのであくまで推測。実際に屋根を点検するわけではないので、重大な問題点を見落としてしまう可能性が高いので注意しましょう。
今すぐに修理の見積り金額を知りたい方は、目視調査の業者に依頼すると良いでしょう。ただし、残念ながら目視だけでは「近い将来、屋根がどんな状態になるか」までは分からないので、再度修繕工事が必要になる可能性があります。
もし、大掛かりな工事が必要になる前に簡単な修理で対策しておきたいなら、調査ツールで屋根点検を行なっている修理業者を選ぶのがおすすめです。サーモグラフィーや赤外線では、屋根材のわずかな歪み・劣化が分かり、吸水テストや散水試験では今後雨漏りする可能性が高いかどうか分かります。調査ツールを導入している屋根修理業者の情報をまとめているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。