水戸市にある屋根修理業者を調査しました
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訪問営業やインターネット広告で「屋根修理は火災保険で無料に」と謳っている業者が数多く存在しますが、必ず保険金が下りるわけではありません。保険が適用されるには、クリアしなくてはならない条件が3つあります。
その条件を聞かずに悪徳業者と契約を結んでしまい、高額な修理料金を請求された…というケースもあるのです。
こちらでは屋根修理と火災保険について、詳しく紹介していきます。
火災保険は次に挙げる3つの条件を全てクリアしている場合のみ、適用の対象となります。
強風によって屋根が破損した場合
突風や台風、竜巻といった強風の影響で屋根が破損した場合、風災補償が適用されます。雨漏りや棟板金・クギ・ストレートの浮き、雨樋の破損などが風災として認められやすい項目。また、強風によるアンテナ被害も、風災補償の適用範囲内です。
積雪や落雪、ヒョウによる破損の場合
雪の重みで屋根の一部や雨樋が破損した場合や、積雪やヒョウによってカーポートが破損したときも、風災補償の対象となります。
100%経年劣化による破損の場合
風災被害ではなく、老朽化によって屋根が破損した場合は、火災保険の補償対象外となります。
しかし、素人目には「経年劣化による破損」に見えても、実際に調査してみると何らかの風災を受けていた、ということは珍しくありません。「経年劣化だから、火災保険は適用されない」と思い込みで判断してしまうと、火災保険料をきちんと支払っているにも関わらず、大きな損をしてしまうことに…。
100%経年劣化による破損か否かは、修理業者が調査した見積書をもとに、第三者機関が判断します。100%経年劣化による破損はほとんどありません。老朽化によるものだと安易に判断せず、保険請求をしてみてくださいね。
地震・人的被害による破損の場合
基本となる火災保険には、地震被害の補償は含まれていません。地震で屋根が破損した場合の補償を受けるには、火災保険とセットで「地震保険」にも加入しておく必要があります。
また、子どもが投げた石が屋根に当たって破損した場合は「人的被害」にあたり、火災保険は適用されません。
火災保険を活用し、修理費用を大きく削減するためには修理業者選びが重要です。優良修理業者を見極めるポイントをチェックしていきましょう。
詳細な見積書・調査報告書を提出してくれる
保険を請求する際には、まず修理業者に依頼をして破損の原因や修理の見積りを作成。見積書や調査報告書をもとに、保険会社が依頼した鑑定士(第三者)が「見積りは妥当かどうか」を審査します。そのため、鑑定士に分かりやすい書類を作成できるかが非常に重要です。
しっかりと破損の原因を分析できる屋根修理専門の業者がおすすめ。調査内容をしっかりとまとめたうえで、分かりやすい書類を作成してくれるでしょう。
調査ツールを使用し、しっかりと調べてくれる
サーモグラフィーや赤外線といった調査ツールを使い、破損の原因を明らかにしてくれる修理業者を選ぶことも重要です。原因究明はもちろん、気付いていなかった破損個所を同時に修理できることもあります。
また、こちらでは水戸市の屋根修理業者を比較し、分かりやすく表にまとめました。悪徳修理業者に騙されないためのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。