水戸市にある屋根修理業者を調査しました
公開日: |最終更新日時:
修理業者が屋根修理を請け負う際、必ず所持していなければならない資格は現在ありません。知識がほとんどない業者でも、修理依頼を受注できてしまうのです。そのため、修理漏れがあったり、きちんとした対策が施されていなかったり、再度修理が必要になるケースも珍しくありません。
資格を有しているか否かは、修理業者の技術力を見極める、非常に重要な指標です。屋根修理に関連する資格のなかには、高度な技術や豊富な知識、そして年単位の実務経験が必要になる高難易度のものが存在します。こちらでは、優れた修理業者であると証明する資格についてまとめました。
国土交通省・国土交通大臣が認定する、取得が非常に難しい資格です。得るためには、下記にあげる5つの資格を保持し、さらに2つの条件をクリアしなくてはなりません。
必須資格
必須条件
優れた技術力と豊富な実務経験がある、限られた職人しか「建築板金基幹技能者」の資格は得られません。まさに最高峰と言える資格です。
NPO雨漏り診断士協会が認定しています。資格を得るためには試験を受験し、合格ラインに届かなくてはいけません。試験の内容は以下の通り。
試験内容
この資格を持っている職人は雨漏りに関するノウハウを豊富に有する、まさにエキスパートです。
屋根の破損トラブルで特に多いのは雨漏り。その原因はさまざまで、究明は容易ではありません。破損個所を明らかにし、しっかりと対策を施すには優れた技術力が必要なのです。雨漏り診断士の資格を保持している修理業者であれば、安心して修理を任せられるでしょう。
一級建築板金技能士
厚生労働省が認定する国家資格。受験資格には7年以上の実務経験(または二級合格後2年以上の実務経験・三級合格後4年以上の実務経験)が必要です。試験は学科試験と実技試験があり、2つをクリアしなくてはなりません。優れた技術力を証明する資格です。
二級建築板金技能士
上記の一級建築板金技能士と同様、厚生労働省が認定する国家資格です。受験資格を得るには、三級を取得するか、2年以上の実務経験が必要。学科試験と実技試験の両方があり、建築板金の基礎知識が問われます。
屋根外装調査士
全日本板金工業組合連合会と、社団法人日本建築板金協会が認定する資格です。屋根の外装工事に対する知識と技術力を証明。また、破損の原因を調査する分析力や、分かりやすい説明を行なう対応力も証明してくれます。
屋根修理業者を選ぶ際は「資格を持っているかどうか」が重要です。特に、「建築板金基幹技能者」や「雨漏り診断士」の資格を有した修理業者なら、施工を安心して任せることができるでしょう。
次のページでは、水戸市の屋根修理業者を「資格を持っているか否か」をはじめ、「保証の有無」や「専門性」など優良な修理業者を見極めるポイントで比較。表にまとめて、分かりやすく紹介しています。